リラクゼーションセラピスト時代の話

こんにちは!

冬になると雪見だいふくを無性に食べたくなる、はるねこです。

皆さんリラクゼーションセラピストってどんな職業かご存じですか?

いまいち想像がつきにくい職業だと思います。

リラクゼーションセラピストの仕事って何?を私の経験談を交えて書いていきます。

興味がある方は、ぜひ最後まで読んでやってください。

目次

リラクゼーションセラピストって何をする人?

リラクゼーションセラピストって何をする人か?

簡単に言うと、癒しを提供する人

何だか怪しい印象を受けますね。

リラクゼーション(relaxation)は「気晴らし」や「副交感神経が優位になり、低緊張である状態」を意味します。

セラピストは「治療する人」という意味です。

つまり、身体の緊張をとったり、疲れを緩和させるために身体や心に様々な方法でアプローチする人のことを示します。

日本では、医師=治療をする人というイメージを持つ人が多いです。

実際に医療行為については、医師や看護師といった国家資格を有する人しか行えません。法律で決まっています。

ちなみに、マッサージも治療を意味する言葉で、医療行為にあたりますので、

「マッサージします!」と言ってはいけないんです。でもマッサージと言った方が何をする人か伝わりやすいんですよね・・・実際にリラクゼーションで検索すると「リラクゼーションマッサージ」と表記されてることが多いです。

リラクゼーションセラピストは、国家資格を持たない医療行為以外の方法で心身の疲れを緩和する人の総称。

例えば、アロマトリートメント、筋肉を直接ほぐす施術、手や足のリフレクソロジー、ストレッチなどです。

リラクゼーションセラピストの仕事内容

どうやってなるの?

基本的に資格はありません。

大手の会社では、研修制度を設けていて、

必要な技術や解剖生理を学び合格した人から店舗に配属される仕組みになっているところが多いでしょう。

会社によって異なると思いますので、調べてみてください。

私は上記の方法で、セラピストとして働き始めました。

私の場合、完全に歩合制でしたので、当然研修期間はお給料は出ません。

店舗に出ても、はじめのうちは指名もないため、全然稼げませんでした。

当時のわたしは、楽観的で大丈夫だろうと思って研修を受けに行き無事店舗に配属。

しかし配属後も全然稼げず、家賃が払えなくなり、大ピンチを経験をしました(;’∀’)

未経験で転職を考えている方は、注意が必要です。

どんなことするの?

会社やお店のコンセプトによって異なりますが、

全身のアロマトリートメント、リフレクソロジー、全身・頭のもみほぐし、ストレッチなどです。

技術に関しては、定期的に研修があったり、スタッフ同士で練習したりしてました。

お金をもらって技術を提供するからには、満足してもらえるように技術を磨いていく必要があります。

そのため、指名を多くもらっている人の施術を実際に自腹で受けてみたりもしました。

向上心は常に必要になる仕事ですが、指名で来てくれる方や、気持ちよかったと言ってもらえた時には

とてもやりがいを感じます。

アロマトリートメントをするお店にいた時は、施術する自分も香りに癒されてました(笑)

アロマを勉強するのも楽しかったですし、人の身体と心の関係性を勉強するのも楽しかったです。

お金事情

リラクゼーションセラピスト時代は完全歩合制で、個人事業主という働き方でした。

つまり、自営業と同じになるため、雇用保険はなく、ボーナスもありません。

確定申告も自分で行う必要があります。←めんどくさかった~!

施術に多く入り、指名を多くもらえるようにならないと中々稼げないです。

ちなみに、私が稼いだ最高金額は→32万円程(詳細な内訳は忘れました)

安定期には平均で、だいたい23~25万円ぐらいの稼ぎでした。

中には、正社員・パート・アルバイトという働き方ができるリラクゼーションもありますので自分に合った働き方を見つけられるといいですね。(例:基本給・時間給+指名や物販等のバック)

リラクゼーションセラピスト時代の辛かった話

クレームや勘違いしている客

お客さんの中には、横暴な人や気難し人が必ずいます。

 ・自分の思い通りにならないと、激怒する人

 ・セクハラまがいの人、

 ・後の予約が詰まっているのに20分以上遅れてきたくせに「当然受けられますよね?」という態度。

  時間短くなりますよと告げると、「なんで?」とキレるわがままな客。

「サービス業は奴隷じゃないぞ!!」とキレたいのはこちらの方です。

20代前半の未熟だった私は、強気な態度をみせてしまったこともあり、「上司を出せ!」というドラマのような展開になるという失態を犯したことがあり、その時は上司に対応を変わってもらったという経験がありました。

今では、ダメな対応だったと反省してますが。

こちらも人間ですから、サービスされる側だからって何でも許されると思うなよ(# ゚Д゚)と思います。

あと、逆指名といって、施術に入ってほしくないセラピスト認定されることもあります。

ショックですよね。

でも人と人ですから、もちろん相性があります。仕方ないこととして、受け止めるしかありません。

自分の身体のメンテナンス

手の指に全体重を乗せてもみほぐしを行うので、首肩がバキバキに凝ります!!

中腰や前かがみの姿勢が多いため腰痛になりやすいです。

身体をほぐしている側が、身体を壊すことも多い仕事です。

私も、よく勉強がてら自分がほぐされに行ってました。ぎっくり腰も2回くらい起こしました。

自分のメンテナンスも大事です。

最後に

リラクゼーションセラピストについてわかりましたでしょうか?

途中、クレームのことを思い出したら怒りがこみ上げてきちゃいましたが・・・(笑)

癒しの仕事は、技術も接客も終わりがありませんから、勉強は必要ですがとても楽しい仕事です。

おかげで、アロマに興味を持ち、アロマ検定1級とかとったりしました。

また、アロマ繋がりから、ボランティアでハンドマッサージを高齢者施設にしに行ったりして、やがて医療に興味が湧いてきたところから看護師への道のりが始まりました。

こうして人生は続いています。

リラクゼーションセラピストとしての道を突き詰めるもよし、まだ見ぬ未来への架け橋にするにもよしです!

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